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佐甲 博之; 谷田 聖; 長谷川 勝一; 佐藤 進; 市川 裕大; 早川 修平
no journal, ,
K中間子原子核とは、反K中間子と原子核の強い相互作用による束縛状態であり、2002年の赤石・山崎による理論予想以降、活発に研究が進められている。J-PARCでは、最も単純なK中間子原子核K-pp核の探索が実施された(E15実験, 27実験)。E15実験ではHe(反応が、E27実験では反応が用いられ、それぞれの実験から、K-pp核と考えられる信号が見つかっている。また、更にE05実験のバイプロダクト測定として、C()反応を用いた解析結果から、反K中間子と原子核間の相互作用が求められ、更に、深い束縛領域に過剰事象が見つかった。これらのJ-PARCでの結果を網羅的に説明すると共に、今後のK中間子原子核研究の展望を説明する。
谷田 聖
no journal, ,
I will introduce 3 planned experiments at J-PARC with the newly developed HypTPC detector.
吉田 純也
no journal, ,
J-PARCで、過去最大のダブルラムダ核生成実験(J-PARC E07)を行った。ダブルラムダ核は、ラムダ粒子という短寿命粒子を2つ含む「超原子核」で、現代のハドロン原子核物理における重要な研究対象である。この実験は検出器として写真乾板を用いるのが特徴である。我々は2016-17年に、J-PARCハドロン実験施設で実験を行い、この実験データの解析を行っている。その中から、Beを発見し、ラムダ粒子間に働く相互作用を測定した。さらに、グザイ核と呼ばれる稀な超原子核も複数検出されており、グザイ粒子の核内束縛準位が複数存在することを示唆する例を得た。事象探索は現在も継続中である。